船越八幡神社

旧荘内村と香田、家の浦を氏子とする船越八幡神社は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后をお祀りしています。境内の絵馬堂には、幕末から昭和初期にかけて製作された歌仙絵や歴史絵、船絵馬、芝居絵などが奉納されており、これらは市指定有形民俗文化財に指定されています。
西讃府誌によると、神亀元年(724)に「宇佐八幡宮が御船に乗ってこの地に着かせ給うた」とあります。
また、西讃府誌とは別に、こんな伝承もあるそうです。

昔、香田の人が山で仕事をしているとき、家の浦の祝戸というところでキラキラと光るものを見つけました。不思議に思って近づいてみると、それは「神様」でした。
そこで、この「神様」をどこにお祀りしたらよいかと浦の人々に相談したところ、朝日のよく当るところがいいだろうということになり、西香田の南の高台で、後に「モトミヤ」と呼ばれるところ(今の詫間電波高専の正門の南)にお祀りすることになり、後に船越の地に移されることとなりました。

☆木村神社  ☆足名稚社・手名稚社  ☆若宮神社
☆住吉神社  ☆高良神社  ☆粟島神社  ☆金刀比羅神社

香川県三豊市詫間町大浜1638