水主神社 (東かがわ市)

御祭神:倭迹々日百襲姫命

与田川の右岸、大内ダムにほど近い山裾に鎮座する。大水主大明神ともいう。背後の社叢は香川県の自然環境保全地域になっており、境内の「いのり杉」は県の保存木に指定されている。社伝によると、祭神倭迹々日百襲姫は、8歳の時、孝霊天皇の黒田の宮を出られ、うつぼ舟にて、この地に漂着されたという。百襲姫は未来を予知する呪術にすぐれ、日照に苦しむ人々のために雨を降らせ、水源を教え、水路を開き米作りを助けた。神社裏山に御陵がある。