忌部神社(山崎忌部神社)

徳島県吉野川市山川町忌部山14

祭神
・天日鷲翔矢尊
・后神言筥女命
・天太玉尊
・后神此理能賣命
・津咋見命
・長白羽命
・由布洲主命
・衣織比女命

由緒
当社の祭神は天日鷲命・后神言筥女命・天太玉命・后神比理能賣命・津咋見命・長白羽命・由布洲主命・衣織比女命である。住時は黒岩と呼ばれる處にあったが応永2年(1396年)秋の地震で社地が崩れ現地に祀られる様になったと言われる。忌部神社に就いては延喜神名帳にも記載されて居り、明治4年(1871年)には国幣中社として列せられているが、その正蹟に就いては神社間に種々争いやもめごともあったが、忌部神社正蹟考の研究資料に基く各方面からの考察に依って見ても忌部神社の正蹟は山崎の地であることは先ず正しいと考えられる。大正、昭和、平成大嘗祭にはこの境内に織殿を設け荒妙を織り貢進した事績や裏山の忌部山一帯には古墳を初め数多くの歴史的事蹟を蔵している。