白山神社

御祭神:伊邪那美命(香川県神社誌)、伊弉諾尊(平成祭データ)

由緒:二つの伝承があります
1)「延長四年九月、應神寺の明海法印の夢に入て告給はく、吾ハ是白山権現也、此山の景色勝たるに因て、長此山に鎮座し、国家安全、五穀成就、万民快楽を守らんと、因て此山に勧請し奉る也。」(『一郡始鰐加波社石清水八幡記』の『白山妙理権現記』。『紫雲山極楽寺宝蔵院古暦記』にも延長四年勧請の記述有)
2)「古老云ふ。昔晴明と云ふ者あり、白山下に居り、妙に占筮の術に通ず。世人白山相人と称す(中略)蓋し此の相人は則越人なり。是以て越の白山の妙理権現を迎へて之を祠るか。此の山を白山と名づくるも亦此の縁なり。」(『全讃史』)

白山山頂には、龍王社石鎚神社の石祠がある。