牧岡神社(河内国一宮)

御祭神
第1殿 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
第2殿 比売御神(ひめみかみ)
第3殿 経津主命(ふつぬしのみこと)
第4殿 武甕槌命(たけみかづちのみこと)

由緒
枚岡神社は、永く神津嶽にお祀りされましたが、孝徳天皇の白雉元年(はくちがんねん)(650年)9月16日に、平岡連らにより山麓の現地へ奉遷されたと伝えられています。神護景雲(じんごけいうん)2年(768年)に、天児屋根命・比売御神の二神が春日山本宮の峰に影向せられ、春日神社に祀られました。このことから当社が「元春日(もとかすが)」とよばれる由縁であります。

その後、宝亀(ほうき)9年(778年)春日神社より、武甕槌命・斎主命の二神を春日神社より迎え配祀し四殿となりました。
大同元年(806年)には60戸の封戸を充てられ、貞観元年(856年)天児屋根命の神階は正一位の極位を授かり、延喜式神名帳では名神大社に列せられました。その後勅使参向のもとお祭りが行われ、又随時、祈雨、祈病平癒の奉幣に預かる等優遇を受け、寛治5年に堀河天皇が参拝されるなど、勅旨により創始されたことにより朝廷から特別な尊崇をうけたことがうかがわれます。

ホームページより
http://www.hiraoka-jinja.org/

大阪府東大阪市