琴平神社(与論島)

御祭神
大物主尊(オオモノヌシノミコト)
市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)
菅原道眞公(スガワラミチザネコウ)

由緒
文政七年、役人鎌田新之亟の計画により、旅行及び海上安全並びに民福繁栄祈願の為め、辺后地厳石上に小祠を建立して金刀比羅大権現と名称して奉祀したが、後天保六年九月十五日、大字立長字辺后地三三〇八番地内上城に社地を移転して奉祀した。明治維新に至り、琴平神社と改称。明治四十二年、境内地を拡張整備して本殿拝殿を区別して改築し、菅原神社及び厳島神社を合併合祀した。昭和十二年九月の暴風により本殿拝殿共に倒潰したため、コンクリートにて周囲を囲い内部に木造本殿及び拝殿を建築した。
昭和二十年四月三日日米戦の空襲により社殿が全焼、二十四年氏子総代会に於て復興建築計画を立て、本殿拝殿及び境内社地主神社本殿を建設、二十五年十一月十九日竣工した。

鹿児島県大島郡与論町